可愛い系男子と部活恋愛します???




その日は結局梨央奈は学校に来なかった。



あっという間に放課後になりみんなそれぞれ部活に行ったり帰ったりしている中....



私は図書室に移動していた。



部室には行きたくなくて、人があまり来ないこの図書室は何かあったときよく来ていた。



っていっても、先生からの雑用に逃げたり友達から逃げたりするときとかに利用していた程度で....



部活関係でここに来るのは初めてだった。



『はぁ....。』



部活行きたくないな....



いや、部活行きたいけど柚紀先輩と会いたくない....



この気持ちほんとにやだ。



忘れたいよ....



ガラッ



『!?』



ドアが開いた。



ここに来る人ほとんどいないのに....



そう思っていると



春樹「はぁ。やっぱりここにいた。」



『えっ....七瀬!?



なんでここに?』



すると、少し気まづそうに



春樹「俺、柏木のこと見てたから....



何かあったらここに来るの知ってたんだよ....。」



『そっか....』



気まづい雰囲気の中、七瀬がまた話し出した。



春樹「俺のさ....



少し前の昔話してもいいか?



長くなると思うけど」



『え?昔話?』



七瀬が突然真面目な顔で聞いてきた。



私は、聞いた方がいいのかなと思い



『わかった。



話して。』



といい、頷いた。



春樹「あのさ....



その子は覚えてねぇと思うけど....



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