タイムリミット。
しばらく、自転車を漕いで
やっとプリン公園の手前まで来た。
この公園は少し高台になっていて
とても自転車では登れない、
歩いてもしんどいような急な坂を登ってやっと着く。
時間は8時5分。
そこにはもうゆいが着いていた。
「ゆきー。遅い!遅刻!」
「ごめんごめん」
と軽く受け流す
そして、10分ぐらいたってから
男の子たちが来た
私は面白いくらいに人見知り。
「ちょっと遅れてもーたわ!悪い!
そっちのこがゆきちゃん?」
金髪の少し目つきが悪い男の子がそう言った。
「あ、はい…」
それしか出てこなかった
その男の名前は健太。
とてもいい人らしいが私は馴れ馴れしいのが苦手。
すると後ろからもう一人男の人が
「初めまして。ゆきちゃんやんな?よろしく」
そう言われて顔を見てみたら
パッチリ二重の鼻筋がスーッと通った
イケメンがいた。