君色のフレーム
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君色のフレーム
幼くて不器用だったあの頃の僕は
君を手放すことしかできなくて
鮮やかに世界を切り取る君を
それでも尚、何年も
忘れられない僕は
未練がましいだろうか
「…ひぃくん?」
――――まだ、
その響きさえ忘れられずに
■■
ユキが指でかたどるフレーム、指に閉じ込められて色付く世界、そのユキを見て息を呑む僕。繊細な表現と人間味溢れる2人に胸がキュッと締め付けられました。なんて優しくて、淡くて、温かい物語。
是非ご一読を(*^ω^*)
桜宮 愛姫
(2013/02/20/16:54)