君色のフレーム
★★★★★
指でつくって、
ふたつを同時にうまくやれるほど、器用でも大人でもなかった自分は、
でも確かに きみをいとおしく思っていたのに
しんしんと降る雪のなかに、きみを探して。
逢いたい 逢いたい…
「…ひぃくん?」
ああ、何処かでシャッター音がする
――笑って、
言葉の選びが秀逸で、ときにずしんと胸に残るような言葉の数々。素敵だなと想いながら完読させていただきました。
きっとどこかで、こんなことがあったような。きっと、おんなじ気持ちになったことがあるかもしれない。そう思うと、胸がきゅうとなりました。
メッセージ性が強く、素敵なお話でした。ありがとうございました、ぜひご一読くださいませ
むめづき南央
(2013/02/23/04:38)