<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下
悠「おいお前、今度こそあいつには言うんじゃねーぞ?俺の母親が怒鳴るんだから」
紀「ごめんってだって、まさか和が悠のお母さんに言うとは思わなかったんだもん」
その頃から私の母親繋がりで和とは知り合いだった。
紗「まぁまぁ、悠も落ち着いて」
水「そうそう」
そんな楽しい毎日が好きだった。
でも・・ある日、
悠が凄く怒っていた時期があった。
紀「ど・・うしたの?」
悠「っるせぇ!!何でお前の姉はあの低能が好きなんだよ!!俺はあいつよりも頭良いし何よりも上なのに!何故だ!あ”?答えろ!!!」
紀「え!?」
私の胸倉を掴んで叫ぶ悠。
悠「何で俺より水無月なんだよ!!答えろお前!!答えろよ!!」
紀「い・・ったい悠・・」
そして私を壁に投げた。