<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下
バンっと理事長室の扉を開く。
するとそこには、縄で縛られている和と理事長席に座っている悠と和の首にナイフを当てている下っ端らしき奴だった。
悠「結構待ったなぁ。・・まぁここ広いもんね」
和を見ると殴られたとみられる無数の傷痕。
紀「和を離せ」
悠「え~やだ。」
紀「ッチ。汚ねぇにも程があるよ。」
悠「有難う。」
紀「此処の学校にワザワザ悠が来るなんて、暇なんだね」
するとムッと言う顔をして私を見据えた。
悠「今日は挨拶に来ただけ。」