【いつきの小説講座】

まずは例文。


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「まったく、まいるよな～」



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この一文をいろいろと書き分けてみるわね。

台詞の次にどういう人物をイメージしているか書いておくから参考にもしてみて。


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「まったく、まいるわねぇ～」
（のんびりした女性）


「まったく、まいっちゃったわね」
（ちょっと気が強い女性）


「ったく、まいっちまうぜ」
（子供っぽいところもあるラフな男性）


「まったく、やんなっちゃうわ～」
（オシャレでかっこいい女性）


「まったく、参ったな……」
（あまり感情を表に普段出さない男性）


「まったく、どういうことかしら！」
（ヒステリックなお金持ちの女性）


「まったく、なんたることか！」
（口ひげとかありそうな男性）



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こんな感じで、そのキャラがどのような性格なのかをしっかり考えて話をさせることが大事。

こうやって語尾ひとつとっても随分と違ってくるし、これを全体的にも気を配ればもっとしっかりキャラクターの個性が引き立ってくるはず。