スノードロップの医学書

しばらくして、巣に振動を感じる。
親鳥が来たようである。
ヒナは、口を大きく開く。もう一羽の雛鳥も口を開く。
しかし、ヒナのほうが一回りも大きいせいか、親鳥はくわえた餌をヒナの口に入れた。
そして、親鳥は飛び去っていく。

もう一羽の雛鳥は食べ損なってしまう。


次々と餌をくわえた親鳥がヒナに与えていった。

それから三日目にして、ヒナは目を開けることができる。

初めて見る下界の風景、親鳥の羽の色は、艶のある亜麻色の羽で頭に白い線のような羽毛が見える。




☆☆

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