スノードロップの医学書
この日、スナヲは祖父の書斎部屋に来ている。
両親が共働きで、スナヲが幼少のころには祖父母の家に預けられていた。
ちょくちょく祖父の書斎で遊んでいた。
本棚には、昆虫図鑑や植物図鑑がたくさんあったのでスナヲはだいのお気に入りの書斎部屋である。
あの頃を懐かしむかのように本棚を眺めていたら、一番上の隅にある分厚い本が眼に止まる。
それを手に取り見て見ると白い花(スノードロップ)の表紙で医学書と書かれてあった。
しかし、本であるにも関わらずページが捲れない?
「これってどうやって開けるんだろうか?」
スナヲは、その本を隅々まで調べてみる。
すると鍵穴のようなものを見つける。その鍵穴を覗いて見ても何も見えなかった。
**
両親が共働きで、スナヲが幼少のころには祖父母の家に預けられていた。
ちょくちょく祖父の書斎で遊んでいた。
本棚には、昆虫図鑑や植物図鑑がたくさんあったのでスナヲはだいのお気に入りの書斎部屋である。
あの頃を懐かしむかのように本棚を眺めていたら、一番上の隅にある分厚い本が眼に止まる。
それを手に取り見て見ると白い花(スノードロップ)の表紙で医学書と書かれてあった。
しかし、本であるにも関わらずページが捲れない?
「これってどうやって開けるんだろうか?」
スナヲは、その本を隅々まで調べてみる。
すると鍵穴のようなものを見つける。その鍵穴を覗いて見ても何も見えなかった。
**