.:*・'仮恋〜甘い声で惑わす君〜.:*・'



ニヤッと笑い手を離されるといつの間にか家の前まで付いてたことを知る。



もう、家まで来てたんだ・・・。



なんか、鳥羽君と帰るとあっとゆうまなきがする。



「鳥羽君っ!ありがとう、送ってくれて」



あたしのこと思って待っててくれたのは鳥羽君らしい優しさ。



それは凄く嬉しかった。



鳥羽君に微笑みかけると急に鳥羽君の顔が近づいてくる。



なっ、なに・・・!?



何もできないまま、硬直してると少しだけおでこに触れた鳥羽君の唇。



その艶っぽい行動にあたしはポカンっとしているだけ。



「またな、優実」



ニコッと笑い来た道を引き返していく鳥羽君。



今、キスされた・・・?



おでこに・・・?



「えぇっ//?!」



あたしは思わずおでこを押さえ、大声を上げる。



その声にきっと君は笑っているに違いなかった。





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