蒼色ルーム




「ごめん、瑠威さん入っていい?」



家に帰ってから私は瑠威さんの部屋に行く。



「いいよー入ってー」



201号室と書かれた瑠威さんの扉を開ける。



「どうしたー葵ちゃん」



初めて入る瑠威さんの部屋に少しドキドキしてしまう。
オトナっぽくて瑠威さんって感じの部屋だから。



「あの…私、桃里さんの事が好き…みたいなん…ですよね」



多分赤面してると思う。だって!体中あついもん。



「え?桃里の事?」

「まぁ…はい」



目の前には目をいっぱい見開いている瑠威さんがいる。すごい驚いてるけど…そんなに?
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