蒼色ルーム



…。どうして欲しいんだろう。私は…瑠威さんに。



「えっと…あの…」

「うん」

「応援といいますか…サポートして欲しいかな」



1人じゃなんにもできないと思うし。だから、応援して欲しい。紺もいるけど1人より、2人のが頼もしいから。



「わかった、サポートするね」

「あ、ありがとう瑠威さん」

「うん。でも、葵ちゃんが桃里かぁ」



桃里さんの名前を聞くと恥ずかしくなる。
もう、どんだけ好きなんだよ自分。



「あいつ、鈍いから頑張ろ」

「う、うんっっ」



やっぱり、鈍いんだ。
まぁ、少しは予想はしてたんだけど。
瑠威さんに言われたら頑張れる。

少しでも見てもらえるように頑張ろ。
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