蒼色ルーム
学校から帰る途中茜を見かけた。そこには男も一緒だった。何故か俺は、物陰に隠れた。



「あーまた男といるよ、堂元」

「あーゆーのと同じだと思われたくないわーって…あいつ、田宮いるじゃん」

「うっわ浮気？やばいな、最低じゃん」



茜の近くを通ったクラスメイトは次々に、悪口を言っていく。
女って…怖いのな。



「てか、どっちが本物の彼氏なんだろーねー」

「知らないし、興味ないわ」



俺は、そのクラスメイトの所まで行き、話しかける。



「よ、お前ら。茜の話詳しく教えてくれないか？」



見ると2人はコイツどっから出てきたんだよって顔をしている。



「別にいいけどさ、後で教えて欲しいことあるんだけど」



俺がお前らに教えることあるか？っと思ったけど…まぁ、聞けることだしいいか。
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