蒼色ルーム




「だって…葵って子が…紺ちゃん取ろうとしたから」



さっきと同じことを言う堂元さん。
それを後ろから見守る私達3人。



「取られてねーし、お前馬鹿じゃねーの?信じらんねーわ」

「紺ちゃん…」



泣く寸前の堂元さん。可愛い子は得だよね…何しても似合うから。



「お前さ、自分勝手。男と平気でいるし…俺入れて何人と付き合ってんの?」



何人と付き合ってんの?っていう、紺の口から出たすごい言葉。



「……………」

「言えってっ」



なんかここまで来たら可哀想だな…。まぁ、自業自得なんだけど。



「紺ちゃん入れて、5人」
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