蒼色ルーム
蒼色27
とうとう7月に入った。
住み始めて約3ヶ月。色々あったなぁって思い出す。
「葵、あのさ」
帰り際、千夏が隣で声をかける。
「んー?どうしたのー?」
「やほんとにごめん。あの時、助けられてたら傷残らなかったよね」
あーこれか……。
別にもういいのになぁ。しかも、あれは自分が悪いんだし。
だから…………。
「千夏は悪くない」
「でも……」
あれから紺も傷を見てすごく悲しそうな顔するんだよ。
逆に辛くなるよ。
住み始めて約3ヶ月。色々あったなぁって思い出す。
「葵、あのさ」
帰り際、千夏が隣で声をかける。
「んー?どうしたのー?」
「やほんとにごめん。あの時、助けられてたら傷残らなかったよね」
あーこれか……。
別にもういいのになぁ。しかも、あれは自分が悪いんだし。
だから…………。
「千夏は悪くない」
「でも……」
あれから紺も傷を見てすごく悲しそうな顔するんだよ。
逆に辛くなるよ。