蒼色ルーム
蒼色29
「え、葵、桃里さんのこと好きだったの?」
教室でご飯を食べているとき、千夏に相談した。
「バッカ。声がでかいよ」
クラスの半分が私たちのことを見た。
……恥ずかしい。
「ごめん。で……告ったんだ」
「うん。流れで……」
あれで良かったのかなって思う。桃里さんとはあまり喋らなくなったし。
「返事は?してもらったの?」
「え?してもらってないよ。一方的にいらないって言ったの」
ふーん。と頷く千夏。
反応薄すぎでしょ。
教室でご飯を食べているとき、千夏に相談した。
「バッカ。声がでかいよ」
クラスの半分が私たちのことを見た。
……恥ずかしい。
「ごめん。で……告ったんだ」
「うん。流れで……」
あれで良かったのかなって思う。桃里さんとはあまり喋らなくなったし。
「返事は?してもらったの?」
「え?してもらってないよ。一方的にいらないって言ったの」
ふーん。と頷く千夏。
反応薄すぎでしょ。