蒼色ルーム
「ただいま」




たまたま帰りが遅くなり俺が1番最後の帰宅となった。




「……………」




リビングに向かうと1人重い空気の桃里さんがいた。




「ただいま。葵と瑠威さんは?」





もう一度言う。





「葵の部屋」





なにこれ。なにがあった?
なんか、気ぃ狂うし。桃里さんうざいし。




「ふーん。で、ご飯は?」

「作ってない」



………家事放棄。
俺はだんだんイライラしてきた。
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