蒼色ルーム
「海ー空ー太陽ー」
私達は、家から40分ぐらいのところの海に来た。
「キレーイっっ」
「葵ちゃん、はしゃぎ過ぎ」
だって、海とか何年ぶりだろ。
最近、行ってなかったからなぁ。
「各自、着替えたらここ集合な」
桃里さんの指示で、私達は解散する。
あ……てか…水着。去年のヤツなんだけど……新しいのにしちゃえばよかった。
なんて考えながら、着替えてすぐ、集合場所へ行く。
すると、もう3人とも揃ってた。
「おい、葵。おせーぞ」
「ご、ごめん、桃里さん」
私は走って、3人のところへ向かう。
なんていうか……すごい破壊力。引き締まってるなぁ…体。周りの人の視線もすごいし。
「お前、パーカー着たまんまなの?」
いや、だってさ。私、お腹出すの嫌なんだよ。