蒼色ルーム




「違いますぅ。この人の彼女なんです」





私が知ってる、最大のぶりっ子モードで対応する。
なんか、自分でやってて吐き気する。





「嘘は良くないよー。絶対に妹でしょー」





更に馬鹿にしてくるお姉さん達。
笑い方も品がないから汚いし。





「嘘じゃねーよ。うっせーんだよ、脳内ピンクババァ」






はーなんか、すっきりするわぁ。





「逆ナンなんかすんな」





私は桃里さんの腕を掴みこの場を離れる。
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