蒼色ルーム





道路の反対側で歩いてる紺がいた。





「紺ーー」





千夏が、大きな声で呼ぶ。
すると、紺は気づいて車道を渡ってくる。






「どうした?つか、千夏ちゃん声でけぇよ」






…2人はいつの間にか仲良くなってる。






「声の大きさは元々だよー」

「そーなん?んで、どーかした?」





千夏の相手をしながら紺は私を見る。

……ドキン。

って心臓が鳴る。
家を出ることがバレたくないから?





「たまたま会ったから呼んだんだよー」

「あ、特に用はない感じ?」
< 230 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop