蒼色ルーム





そういえば、私……紺とケンカして出てきてたんだよな。





「どうした?葵」

「あ、ごめん、なんでもないよ!」





パパに声をかけられるまで、自分が下を向いてるなんて気づかなかった。






「そうか、まぁ……今日はゆっくり休め」







私の話が終わったあとは、2人の仕事の話を聞いていた。

…なんだけど……全く会話が入ってこなかった。
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