蒼色ルーム
今では大切な人になっていた。





「紺……私、いつまでも、紺についていくね」

「あぁ」








怒ると凄く怖かった私の初恋の人、桃里さん。
お母さんみたいな存在で、凄く頼れる瑠威さん。
そして、大好きな紺。



大切なこととか……いっぱい教えてくれた。
本当に楽しかったよ…3人と過ごせて。

……用がなくても遊びに行くから。






「………どうする?」

「とにかく……歩こ」






紺は、私の手を取る。
そんな私は紺の手をギュッ握る。

そして、2人でいつもの場所に帰る。




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