蒼色ルーム
「何すんだよ。てか、なんだよ」
瑠威さんに…タメ語…。信じらんないコイツ。
こーゆーところを含めて嫌いだ。
「敬語使えや年上だぞ。田宮 紺」
どこからか聞こえてきた罵声。田宮が出したわけでも、私が出したわけでもない。てことは…瑠威さん?
桃里さんといい…怖い人達。
「…っす」
あの、田宮が怯えてる。
「わかったらいいよ。てか、2人とも仲良くしなかったら桃里が家出すって」
「え?待ってください」
「…は?」
イマナンテイイマシタ?
家を出す?
待て待て待て待て…。
最近来たばっかなのに…笑えないよ。しかも、田宮もでしょ。ないよ…。
「出るのが嫌だったら…仲良くしなよ」