蒼色ルーム
「葵ちゃん、紺は?」
私達の帰宅から2時間後。桃里さんと瑠威さんが帰ってきた。
「紺は、自分の部屋に居ます」
さっきの堂元さんの事が刺さってるのかな?紺は閉じこもってる。
大丈夫なのかな…っと、心配になる。
「え?紺が?」
瑠威さんが驚く。
んーまぁ…そうか。あの紺だもんね。気が強くてプライドの高い。部屋とか閉じこもらなさそうだもん。
「どーせ女にでもフラレたんだろ」
…当たってるっちゃ…当たってるのかな?アレって。
「あの肌の白い子?茜ちゃん?」
…。
今、瑠威さん、堂元さんの下の名前言った。
「知ってるんですか?紺の彼女」
「え?あの子、彼女なんだ」
瑠威さんはまたまた驚く。
えっと…彼女じゃなかったら誰だ?
てか…家に来たのかな?