蒼色ルーム
確かに言われてたし、喧嘩もしたけど…。でも、それはまた別。
前はね、紺の事が嫌だったけど。でもね…今は別に普通に好きだし。
「紺は紺で悪いだろ」
私は桃里さんと瑠威さんの間には挟まれ、その上悪口か上から降りかかり苦しくなる。
「馬鹿…紺の馬鹿ぁぁぁー」
耐えきれなくなった私は紺の名前を大声で叫ぶ。ついでに馬鹿も。
「瑠威さんの馬鹿ー」
「え?俺も?」
今度は瑠威さん。
「桃里さんの馬鹿ー」
「俺もかよ」
最後は桃里さん。
「みんな…馬鹿」