蒼色ルーム




みんな馬鹿。本当に…。

紺は居なくなっちゃうし、2人は居ない紺の悪口言うし…。

だから馬鹿。




「大好きだから帰ってきてよ…大好きだから悪口言わないで」



私は泣く寸前まできてる。
もう…本当に内輪揉めみたいなのやだ。冗談ってわかっててもやだな。



「悪かった。まさか、葵かこんなに思ってるなんて」



桃里さんは私の頭を撫でる。
ちょ…っと…やめて。めっちゃ恥ずかしい。あなたのこと好きなんだから。



「そーだね。あ、でもさ、紺と出会う前は嫌いだったよね」
< 64 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop