蒼色ルーム
「おい、葵……………」

「うるさいな紺。なんなの!?友達使ってこんなの渡すなんてっっ」

「………………」

「私の事嫌いになったの?ねぇ!!」



名前を叫び、紺に生徒手帳を投げる。
そして、涙が出てしまう。



「私は…私達は……紺のこと好きなのに……」



私はこれだけを言い残すと走り去って行った。


後ろのほうで堂元さんが何かいってるのが聞こえた。

てか、私のがブスじゃん。
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