蒼色ルーム


「今日はこれでおしまい。2人ともタオルで体拭いて」



瑠威さんに怒られると思っていたのに…タオルをくれた。
そのタオルが柔らかくて、優しい匂いがして…。
少し、心が休まった。



「……う……あ…あーーーー」



いよいよこらえきれなくなって声を出してしまう。



「……ううっ………ぅ」



顔をタオルに押し当てて声を抑えようとするけど…出るものは出てしまう。



「よしよし…。2人とも、今日の事反省してる?」



私と紺は静かにうなずく。



「じゃあ…大丈夫だ。今日はもう、寝なさい…」



瑠威さんは最後に2人を一緒に抱いてから上に上がった。

本当にごめんなさい。
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