蒼色ルーム
「もちろんここ」
「なら、勝手な真似だけはすんなよ」
「うっす」
最後、桃里さんは紺に安心させるためか笑顔だった。そして、立ち上がり紺の髪をくしゃくしゃとかきまぜる。
「何でも話せ」
「……うん」
「んじゃ、飯にするかぁー」
桃里さんは台所に。瑠威さんは桃里さんの手伝いに、行った。
紺は私の方を向いて肩に頭をのせる。
「……っっ紺!?」
「ちょっと、このままで」
料理が来るまで、ずっとこのままでいた。拒まないといけないのに…どうしても拒めなかった。