蒼色ルーム
蒼色19
昨日からずっと考えてる。桃里さんが紺に家に来た事を聞いた理由を。
別に聞かなくても良かったはず。
だけど…聞いたのは家出した原因だったと思ったからで…。
難しいな…こういうのは。
「えっと…遊佐、遅くなってごめん」
「あ、全然大丈夫だよ。私こそ部活後なのに」
「大丈夫大丈夫。で…話って?」
紺は中3の時の話を教えてくれた。
だけど、桜木のことは一回も触れなかった。
「いきなりだけどさ…この前言ってた話…紺の話を教えて…欲しいの」
桜木に言うと、紺の名前を聞いた瞬間ピクリと眉が動く。
「どうして、それを聞くの?」
「えっと…知りたいから。紺の全てを」
桜木はただただ私を見つめる。恥ずかしかったけど…そらしちゃダメだと思ったから見つめ返す。
「仕方ないなぁ…。じゃあ話すか」
別に聞かなくても良かったはず。
だけど…聞いたのは家出した原因だったと思ったからで…。
難しいな…こういうのは。
「えっと…遊佐、遅くなってごめん」
「あ、全然大丈夫だよ。私こそ部活後なのに」
「大丈夫大丈夫。で…話って?」
紺は中3の時の話を教えてくれた。
だけど、桜木のことは一回も触れなかった。
「いきなりだけどさ…この前言ってた話…紺の話を教えて…欲しいの」
桜木に言うと、紺の名前を聞いた瞬間ピクリと眉が動く。
「どうして、それを聞くの?」
「えっと…知りたいから。紺の全てを」
桜木はただただ私を見つめる。恥ずかしかったけど…そらしちゃダメだと思ったから見つめ返す。
「仕方ないなぁ…。じゃあ話すか」