春恋

つらい毎日

それから毎日毎日

つらい思いをした。

早く、麻璃の好きな人を知って、

すっきりしたいと思いながら。


ある日。

私は、聞いてみた。

病弱で麻璃の好きな人なんて、知ってなさそうな

高山さんに。

「麻璃のすきなひとって誰だか知ってる??」

って、そしたら高山さんは

「広輝君だよ!!」

そういったんだ。

私は、一瞬戸惑って

「そうなんだ」

っと答えた。

高山さんは私がそのことを知ってると思って

言ってくれたらしい。

その後に、高山さんは、

「なんか、教えてくれたよ。教えたさそうに」

っていったんだ。

知らなかったのは、私と数人

親友だったはずなのに

教えてくれなかった

すごく悲しかった



わたしは、その日から誓ったんだ。

たとえライバルが、親友の麻璃だろうと、

絶対に、あきらめない。

いっぱいいっぱい頑張って、

悔いのないように、

この恋をしようと

たとえ、この恋に負けたとしても。

麻璃でもない。他の人にとられたとしても。

私は、私の。恋をおもいっきり楽しもうと




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