秘密がばれても困らない
「そっか~」
「うん。萌々は、やりたいこととか行きたいとことかないの?」
「あるよ。私は、モデルになりたい。モデルになって、おかね稼いで、アメリカとかに行きたい。」
「そっか~。モデルか~。いつモデルになりたい?今?それとも、高校卒業してから?」
「できるなら、今やりたい。」
「ねぇ~萌々、萌々がモデルになったら、私のお願い聞いてくれる?」
「お願いって何?」
「もう一度、ロシアに行きたい。あと、アメリカにも。」
「いいよ。でも、私がお金を稼いでからでもいい?」
「お金は、いらない。私のお願いだから、私がお金を出す。」
「えっ、でも、そんなお金、美咲一人で用意できるの?」
「うん。余裕だよ。」