秘密がばれても困らない
「はいはい、はやく着替えよう。」
「てか何でタンスあんの?」
「いちいち服もって来るの面倒臭いし」
「誰のタンス?」
「あたしの」
「嘘!?めちゃくちゃでかいよ?それに沢山服入ってるのに。」
「だから~、屋上で言ったじゃん。お金なら沢山あるって」
「ねぇ、これ全部で、いくらかかったの?」
「う~ん、いくらだろう?計算したことないからわかんない。」
「めちゃくちゃお金かかってるよ。絶対に」
「う~ん。このタンス、いくらだったけ」
「そのタンス、でかいし、沢山服はいるようにしてあるから絶対に高いよ。服も何着あるの?って思うくらいあるから結構かかってると思う。しかも、全部ブランドものだしね。タンスも服も」