秘密がばれても困らない

「美咲、ありがとう」
「Pスタジオに戻ろう」
「うん!」
「モデルの仕事って、大変だけど、楽しいね♪」
「うん、そうだよ。達成感があるし、皆に意見とかもらって、どんどん売っていかなきゃいけないけど、とっても楽しい♪」
「もっと、はやくにやればよかった」
「ふふふっ、そろそろ戻ろう。暗くなってきたし、7時だし」
「うん。そうだね、時間ってはやいよね」
「うん」
カチッ、ウィーン、チーンッ。シャァーッ、タンタンタンタン、パタンッ、カチッ、ウィーン、チーンッ、シャァーッ
「着いたから行くよ、moe」
「うん♪」
タンタンタンタン、ガチャッ、…パタンッ
「麻衣さん、遅くなりました。撮影再開しましょう。moeなら、もう大丈夫なんで」
「本当!?」
「moeみたらわかります」
キョロキョロ、ジーッ
「うん。大丈夫みたいだね。けど、すごい変わりようだね」
「緊張ほぐしに色々話してたんで」
「そうなの?それなら安心ね。撮影再開!!」
「moe」
「え?あっ、うん♪」
「よし、mina、moeちゃん撮るわよぉー、はい、ポーズ」
カシャッ
「おぉー、いい感じ」
カシャッ、カシャッ、パシャ、カシャッ、カシャッ、パシャ、カシャッ、カシャッ
「ポーズとか、自由に変えてね」
「はい」
カシャッ、カシャッ、パシャ、カシャッ、カシャッ、パシャ、カシャッ、カシャッ、パシャ
「いい感じ。2人とも、服変えてきて」
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