秘密がばれても困らない

「萌々、おはよー。御飯出来たから服着替えて、来てね。」
「わかったぁ~」
パタン
よし!あたしも、着替えよー!!
カチャカチャッ
キュッキュッ
シュッ
できたぁ~
よし、御飯御飯~
るんるん
バタン
「萌々、御飯食べよ!」
「うん。わかった」
「はい。これ萌々の分ね!」
「ありがと~♪今日は、豪華だね。」
「うん。はやく目が覚めちゃったから。時間がめちゃくちゃあって、豪華にしちゃお~って思ったから。後、はい。お弁当。萌々も作っちゃった。」
「うわぁ~、ありがとう~♪美咲の弁当美味しいから大好きなんだぁ~♪」
「ふふふっ、ありがとう。はやく御飯食べよ!」
「うん、そうだね。」
「「いただきまぁ~す」」
モグモグ
モグモグ
「んー。美味しい。美咲ってさ、何でこんなに料理が上手なの?前から思ってたんだけど。」
「あぁ~、ロシアの学校に行ってたって言ったじゃん。そこ、全寮制なんだけど、あたし、まだ3歳だったから料理できなかったんだよね。だから、寮の管理人のひとが教えてくれたんだ。」
「そうなの!?」
「うん。」
「すごいね。後、寮の管理人の人優しいね。」
「うん。教え方がとっても上手な人でとっても分かりやすかった。」
「美咲。私にも、料理教えて?」
「いいよー。じゃ、今度、ここにきたら一緒に御飯作ろ!そのとき、色々教えるね!」
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