秘密がばれても困らない
あたしがそう言うと・・・
「本当⁉︎」
と、花が咲いたような笑顔で言ってきた
「うん!」
「ありがとー♪」
「ううん、萌々の為だから」
「ほんとーに、ありがとー!」
「ううん、もう食べ終わるでしょ?」
「うん!」
「食べ終わったら、部屋から鞄とってきてね!」
あたしがそう言うと
「うん、分かったー!」
と、笑顔で言って、残り少ないご飯を口の中にかきこんだ。
そんなに急がなくてもいいのに。
そう思っているあたしも、残りのご飯を口の中にかきこんだ。
「萌々、あたし、洗い物するね。」
「わかった!じゃあ、私は、鞄とってくる!!」
「ゆっくりでいいからねー」
「わかったぁー!」
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