奇跡の歌姫【下】
「さぁ、私たちも何か食べに回ろう?」
咲ちゃん達と合流して、後は4人で楽しんだ。
いつもは挨拶回りで大変なクリスマスパーティーでも、今年はとても楽しかった。
その日、家に帰ることが出来た時には日付が変わっていた。
3人には先に帰ってもらい、私は両親を待っていた。
家に帰りケータイを開くと、けーちゃんから連絡が来ていた。
次の打ち合わせの確認のメールだった。
それに返事をして、その日はそのまま寝てしまった。