腹黒い私の策略
私が言っていることは、端から見れば、屁理屈だろう。
でも、筋は通っている。
そう、私は公言しただけで、コトコに釘を刺すようなことは一切していない。
このレベルで、私が加害者になることはない。
「屁理屈ね。
筋は通っているけど、でも屁理屈よ」
ほら。やっぱり言われた。
「ルールを守っていれば何でもOKって訳じゃないでしょ。
コトコの気持ち、少しくらい考えなさいよ。
私がトイレに連れてかなかったら、あの場で泣くか気絶かしてたわよ、きっと」