腹黒い私の策略




今どき中学年だってもうちょっとマシな付き合いをしている。



そんな私達の話を他人にしたところで引かれて終わるだけだ。



「まあ近々ご飯にでも誘うわよ」



生ビールを口に含むと、アツシが右手にナムルを、左手に炒めしを持ってきた。



気のせいか、ナムルの量も2人前以上あるように思う。



そして当たり前のようにミナミの隣に座って、自分もナムルをつつき始めた。




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