ダイスキダヨ…


彼はうめき声をあげその場にうずくまった。


わたしも意識が朦朧とする中、よろよろと立ち上がり、自分の胸に刺さっている包丁を抜いた。


あぁ…これでやっと…彼と一緒…

最後の力を振り絞り、背中から彼の心臓をめがけて包丁を突き刺した。

それと同時に自分は息耐えた。


ずーっとずーっと…イッショダヨ…

ダイスキダヨ………



END

< 7 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop