不機嫌な彼のカミナリ注意報2
「頑張ってますよね、塚原さん。毎日残業みたいですし」
「ああ。真面目で仕事が出来て、おまけに美人だ」
笹岡さんの言うとおり、非の打ち所が無いとはこういう人のことを言うのだろう。
瀬戸さんのように安定感はさすがにまだないけれど、塚原さんは私とは全然違って羨ましいくらいの才色兼備だ。
「俺なんて塚原さんより三年も先輩なのに、あっさり抜かれてる」
そうか。塚原さんがまだ若いということは、この部には彼女より先輩の人たちもいる。
後輩なのに上の立場になったから、やりづらかったりするのだろうか。
「俺は違うチームだからまだいいけどさ。大脇なんかはちょっと気の毒に思うよ」
「ああ。真面目で仕事が出来て、おまけに美人だ」
笹岡さんの言うとおり、非の打ち所が無いとはこういう人のことを言うのだろう。
瀬戸さんのように安定感はさすがにまだないけれど、塚原さんは私とは全然違って羨ましいくらいの才色兼備だ。
「俺なんて塚原さんより三年も先輩なのに、あっさり抜かれてる」
そうか。塚原さんがまだ若いということは、この部には彼女より先輩の人たちもいる。
後輩なのに上の立場になったから、やりづらかったりするのだろうか。
「俺は違うチームだからまだいいけどさ。大脇なんかはちょっと気の毒に思うよ」