私には嫌いなものが多すぎる。




春姫が見えなくなったのを確認してまた、歩き出す。





ってえ!?






「だ、大丈夫ですか!?」





「は、はい…すいません…」





う…わ……




この世のものなのかと思うほどの美人さんが人気のない道端に座り込んでいた。





「私…少し体が弱くて…

少し休めば大丈夫なので…」





少し顔、青白い…





心配になって少し背中をさすりながら待つ。








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