空まで届け
空良から病気を聞かされてから
ちょうど1ヶ月がたった。実桜は最近、
体調を崩しがちで 空良は学校に
あまり来なくなっていた。
それでも、私は毎日空良に電話やメールを
し続けた。
『今日学校でね!~。』
『テストボロボロだったよー(涙)』
その日にあったことを全部
空良に話した。
授業ノートも要らないかもしれないけど、
毎日毎日空良の分も書き続けた。
空良も空良で、相変わらず
毎日毎日私を笑顔にさせてくれた。
「…会いたいよ」
私は誰にも聞こえないように
そっと 呟いた。
ちょうど1ヶ月がたった。実桜は最近、
体調を崩しがちで 空良は学校に
あまり来なくなっていた。
それでも、私は毎日空良に電話やメールを
し続けた。
『今日学校でね!~。』
『テストボロボロだったよー(涙)』
その日にあったことを全部
空良に話した。
授業ノートも要らないかもしれないけど、
毎日毎日空良の分も書き続けた。
空良も空良で、相変わらず
毎日毎日私を笑顔にさせてくれた。
「…会いたいよ」
私は誰にも聞こえないように
そっと 呟いた。