巡逢~茜色の約束~
そんな当たり前のことを俺は3年も前から知っていたのに、身近にあった大切なものに気付こうとしなかった。



今日撮った写真が色褪せたとしても、記憶はきっといつまでも鮮やかなまま。

例え、日々生まれ変わる細胞が全て入れ替わってしまったとしても──それでも、笑顔が咲き乱れた今日この日を、俺は一生忘れない。



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