恋空予報



「どうしたの??」





君は茫然とする私の顔を覗いた。




あざとすぎる、その仕草は一体どこでつかうのだろう。




馴れていない私は、ドキドキが止まらなかった。






…言わなきゃ。




何度も家でしてきた、予行練習。



諦めかけたけど、言いたい。





心の中で、呪文のように唱える。



"私ならできる"



って。



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