木陰の下で・・☆きらきらの恋の話☆【完結】
(どどっ、どうしましょ。私、あって間もない殿方(トノガタ)に名前で呼んで、なんて・・・・あぁ〜、恥ずかしすぎますわ・・・・)
そんな事を思いながら緑は顔を真っ赤にして少しうつ向いていました。
大地が口を開いた。
「じゃ、隣座るな!」
大地は彼女の横に並んで座っり彼女のうつ向いた横顔をジッと見つめていた。そして、急に言った。
「緑って可愛いな・・・」
「えっ!」
緑はビックリして彼の方を見た。
大地は優しい瞳をして緑を見つめてた。
緑も目をそらしつつも恥ずかしそうに彼を見た、緑の心の中に何か分からない熱く甘い感情が芽生えた。
しばらく二人は顔を赤くして見つめあったままだった。
そして、緑はふわっと彼の顔に近づいて、彼の頬にキスをした。そして彼を見つめて口を恐る恐る開いた。
「また明日、同じ時間この場所で私と会っていただけますか?」
「あぁ。だっ、大丈夫だぜ」
緑はにっこり笑った。
そして立ち上がり
「じゃあね。またね・・・」
少しお辞儀をして帰って行った。