好きになんてなるわけねーだろ!!!
俺は、コンビニから出て、家に向かって走る。
永沢さんは、応援してくれてた。
俺が、俺が頑張らなきゃいけねーんだよな。
「お邪魔しますっ!!」
そして、俺はまっすぐ杏奈のもとへと、向かった。
…ガチャ!!
「もー、ノックしてって言ってんじゃん!」
『…わ、わりぃ』
部屋に入ると、杏奈は勉強を開いた机の前で雑誌を読んでいた。
『てか、謝る必要ねーじゃん!勉強してねーし!』
「してたよ!ほら!」
『3行しか書いてねーじゃねーかよ!』
「っっるさいな!それは、これからだよ!」
『今もってんのなんだよっ!』
「雑誌だよ!!!!」