好きになんてなるわけねーだろ!!!
「今日はこれに決まりだねっ!」
『ねーーっ!!』
私たちはウキウキでお店に入り、広告のクレープを注文した。
『…あっ!!!!』
「え、なに…どした!?」
私はスマホの画面を葵に見せる。
『途中で送信しちゃってたー』
「ありゃま。」
さっき驚いたときにそのまま送信ボタン押しちゃったのかなー?
とりあえず打ち直そう。
そう思ったところに、クレープが運ばれてきた。
「『うわあっ!!美味しそうーー!」』
メールはいいか。またあとで説明しよー。
美味しそうなクレープに、光輝は勝てず私は口一杯にクレープを頬張った。