ず〜っとねっ!
んー
でもこの手紙から
もう10年も経ってるわけだし
普通の人は忘れてしまうよな?
Rちゃんも俺のことなんて
覚えてねえよ、うん。
「ってことだ、
この手紙はあったところへ
戻してしまおう…!」
独り言を呟き、
封筒に手紙を入れて、
引き出しの中へ戻した。
「よっしゃー!
こんな時間だ、寝るか!」
こんな時間と聡は言うが、
まだ昼前の10時だ…。
当たり前のように
部屋の片付けなんて
終わっちゃいない。
ま、後で怒られるのは自分だ!
(珠洲より☆笑)
こんな説明してる間に
聡くんは夢の世界へ
行ってしまいました〜zZZ
このRからの手紙を
10年も経った今になって
見つけてしまったことは
これから始まる全てのことの
序章にしか過ぎなかった…。
そ〜んなことにも
幸せそうに眠る聡は
全く気づいていなかったんだ…。