バレンタインkiss♡【完】





「さゆり、ひよちゃん。帰ろ?」






キャ──────────!!!!





帰りの時間、突然現れたリッカにクラスの女子たちが黄色い声をあげる。



おいあんたら。

毎日のことなんだから、いい加減慣れなさいよ。





リッカだけ、隣のクラスなのだ。
そして、毎日私たち二人を迎えに来る。






「ん、いまいく」





そう言って、扉へ向かったさゆりに対し、私は先生に提出物がある事を思い出し、先に行っといてと伝える。








< 4 / 16 >

この作品をシェア

pagetop